空き巣はまず、見つからずに簡単に侵入できすぐに逃げられる場所を探し、犯行を行う前に入念な下見をしています。自分の家が怪しい人にジロジロ見られていたら誰でも警戒するところですが、犯人はスーツを着て住宅街へ行きセールスマンのふりをしながら堂々と下見をします。その装いは七変化、作業着を着て工事屋のフリをしたりと町に溶け込む姿をし近隣住人から怪しまれないように行動しています。
まずは死角になりやすい庭木や高い塀があり2階に上がりやすい足場があるかどうかを確認し、窓の鍵の位置まで把握します。人通りも重要なポイントで、通行人が少なく建物自体が奥まった場所にあれば危険です。
またその地域の連帯感を見る為、指定の日にゴミ出しをしているかどうかも見ています。他人に関心のない町は空き巣にとってはやりやすい環境です。
その次に、住人の留守を確認するため、インターホンを鳴らしたり郵便受けの溜まり具合なども見ています。家の近くにもし24時間営業のお店があれば、そこから犯人が住人の行動パターンを観察している可能性があります。
一人暮らしの人は、家に帰ってからすぐに電気をつけると、部屋番号がばれてしまう恐れがありますのでしばらく時間をあけてから明かりをつけるようにしましょう。