空き巣犯は人に見つかるリスクを恐れ、約7割が5分以内に鍵が開かない場合犯行を諦めています。中には2分以内、10分以上も粘る者もいますが、よっぽど金目の物があるとわかっていなければリスクを最小限に留めようとします。
そうすると防犯の分かれ目は5分、侵入までにより時間をかけさせることで被害に合う確率を大幅に減らすことが出来ます。またその他に犯行を諦める要素としては、警察官に出会った・犬を飼っていた・補助錠が付いていた・合わせガラスだった・面格子がついていた、セキュリティー会社と契約していた、防犯カメラがついていた、センサーライトがあった、町に防犯看板があった、などがありますが、1番の理由は近所の住民に声をかけられたことです。
住人同士の声掛けは地域の連帯感を強めますので、自分が不審な者として覚えられると捕まる恐れがあります。声かけはやはり空き巣にとっては最も犯行を諦める理由であることがわかります。もし町でジロジロ人の家を見ている、見慣れない人がマンションをうろついているようなことがありましたら、挨拶や「何か御用ですか」と声をかけてみると良いでしょう。
また、犯人が犯行を諦める要素である補助錠・センサーライト・アラームなども設置し自衛することも重要です。